1月29日 晴れ

今日はオフの日でした。
朝の8時頃までは(汗
久しぶりに母親殿から連絡が入り、話をしたいからと御誘いがかかりました。
ある程度は察していた話の内容ですが、どうにも気分が優れません。
「じゃあ、3時過ぎに梅田で」
と、ブルーな気分で約束をして優雅にコーヒーを啜るボク
正味、香りを楽しむ余裕すらなく準備をすすめ、いざ!梅田へ!
適当にブラついて時間を潰す傍ら、話の内容に対する自分なりの答えを用意しておきました。

そろそろ時間です。
新調した気合のサングラスを装着し、見た目はダークな雰囲気の【擦れた】大人を演出し
待ち合わせの場所へ…
半年ぶりの母親の第一声は
「どこのチンピラかと思ったわ」
でした
いいさ、所詮はチンピラですから
場所を某高層百貨店14階のイタリアンな店へと移し
闘い(お話)は始まりました。
小洒落た店内ではマダムが優雅に御食事を楽しんでいます。
ボク達も適当にピザだの、コーヒーだのを注文しました。
待つ事数分、ドリンクが並び料理も鎮座しました。
隣の席では恋人達が甘く、恋だの愛だのを囁いています。
そして堪えかねたボクが話を切り出しました。
「で?何用で呼び出したのかね?」
分かりきっているくせに、こんな言葉を吐く自分…空気読めてねぇ(汗
「妹の離婚の件なんやけどな」
憶測は確信に変わり自分の意思を保つべくアイスコーヒーを飲むボク
「今、新しい別な人の所に行ってるねん」
はい、正直14階の窓から飛び出してやろうかと思いましたとさ。
【離婚】なだけで十分ブルーですよ?
それに追い討ち(新しい男)っすか?
「それは困るな…悪意の遺棄を知っているか?」
多分、関西弁でこのような事を言ったと思います。
普段は意識して変な共通語っぽい言葉を吐く自分ですが
関西弁になってました。
「悪意の遺棄というのは故意に夫婦生活に支障をきたす行為の事を言うのだが…」
この時点で隣のカップルは退席しました、スンマソ。
「…別居というのは家事、育児などの責務を放棄したとみなされてしまうんだぞ?」
重い沈黙…マダムが優雅な手つきでスパゲッティなどを食しています。
「私の描いていたプランが台無しになってしまったな」
今度は軽い倦怠感が襲ってきます、しかし突然に閃きました。
「ところで、夫からの暴力は未だ続いているのかね?」
母親は自分達のいない時に暴力をふるっていたり、子供地味た嫌がらせをしていると告げました。
「ならば、そこを主張して貴女の判断で別居に踏み切った、とすれば良いだろう」
別居でも暴力などが原因で家にいられなくなる場合は別居の原因が本人にはないので
悪意の遺棄とはならないのです。
相手の男の事がネックである、と母親は言います。
「それについては以前から隔離を考えていたので良い機会になったから、とすれば良い…会った事はあるのだろう?」
母親は有ると答えました
「ならば言えばいい、会ってみて、貴方(夫)よりも信頼出来る良い人物だったから任せた、と言えばいい」

そんな話を小1時間…真剣に鬱陶しかったです。
ああ、弁護士にならなくて本当に良かったと思いました。
その後、母親を駅まで送り帰路に着きます
今度は向こうの男も交えて4人で話をしようという事です。
正直、勘弁願います。
結婚するより先に離婚について詳しくなりたくはありませんから。

内容が濃いかなぁ(苦笑

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